当社グループは、次期経営幹部の候補として選抜した人材 に対する育成の一環として、大学の教育プログラムに協力し、課題解決型学習の講師を務めたり、学生とのグループワークを組むといった経験をさせています。
2016年から4年連続で参画した立教大学経営学部との産学連携プロジェクトでは、当社グループ社員をリーダーシップ開発を学ぶ大学生のメンター(サポート社員)として派遣し、学 生の課題解決ワークをサポートしました。同様の取り組みを共立女子大学との産学連携プロジェクトにおいても実施しました。
メンター役を務めた社員は、サポート経験を通じて対外的な発信力と社会的役割責任や支援型のリーダーシップに関する体験と気付きを獲得。当社グループにとっては、教育現場への貢献を果たしつつ、若い世代に飲食業界への興味や注目を促す機会となっています。
教育と探求社が提供する「クエストエデュケーション」は、全国201校・約3万4千人の中高生を対象とする探究学習プログラムです。企業探究コース「コーポレートアクセス」では、生徒たちが教室にいながら企業のインターンシップを体験し、企業からの課題にチームで取り組みます。
当社グループは、協賛企業の1社として「コーポレートアク セス」に参画し、各校のチームに対し授業参観でのチーム活動サポートや協賛企業同士の情報交換会等を通じ、1年間の学習成果をプレゼンテーションする「クエストカップ2021全国 大会」(2021年2月開催)において審査員も務めました。生徒たちへの課題は、「かけがえのない存在」となるため、飲食業の新しい可能性を開く事業を提案せよ、というもの。プレゼ ンテーションでは、飲食業への理解と多様な解釈による、豊かな発想力を活かした未来志向の提案がなされました。
学校教育へのかかわりを通じ、次世代の育成に貢献する機会として、今後も同プログラムに参画していく考えです。