Promise to Suppliers/ 「お取引先」への約束

吉野家外販事業本部組合員の皆様の
ニーズを捉えた
確かな品質の商品を提供
「吉野家の味」を店舗営業以外の形でお客様にお届けする外販事業本部。
その活動の中から、吉野家商品を長年取り扱っていただいている
生活協同組合コープみやざき様とのお取引をクローズアップします。

「家族の団らんがはずむこと」に寄与する商品

外販事業本部では、店舗と同じ味をご家庭でお楽しみいただける「吉野家冷凍牛丼の具」などの冷凍食品を主に宅配を通じてお客様に提供しています。その販売ルートは、インターネット上の吉野家公式通販ショップや各社ECサイト、カタログ通販など多岐にわたりますが、外販売上高の半分以上を占めるのが、全国のコープ(CO・OP=日本生活協同組合連合会)様とのお取引です。
現在の個食形式の「牛丼の具」は、今から25年前の1993年に発売した商品です。コープ様での取り扱いは、皮切りとなったコープこうべ様に次いで、コープみやざき様でも早い時期から採用していただき、その後全国へ拡がっていきました。当時は、宮崎県内に吉野家の店舗は1店のみでしたが、コープみやざき様にご採用いただいたことで、「店舗と同じ味」を宮崎県の多くの皆様にお楽しみいただけるようになりました。現在、コープみやざき様では「牛丼の具」「ミニ牛丼の具」「牛焼肉丼の具」「親子丼の具」など合計で年間12万食以上を販売されています。いずれもロングセラー商品としてご好評をいただいており、特に「牛丼の具」「ミニ牛丼の具」は、人気商品100選にランキングされています。
コープみやざき様は、組合員の皆様の暮らしに必要なものを購買するための組織として、取り扱う商品を「よりおいしく」「より安く」「より使い勝手がよく」「より安全に」「より分かりやすく」「より環境や健康に配慮して」の6つの観点から選定しています。当社は、安全性や利便性、調理の時短など、組合員の皆様のニーズを捉えた確かな品質の商品をお届けすることで、コープみやざき様が目指す「家族の団らんがはずむこと」に寄与し、長年にわたる信頼を築いてきました。

販売再開後、日本で一番早く取り扱いを再開

2003年12月米国産牛肉の輸入禁止措置を受け、2004年2月、吉野家の牛丼および「牛丼の具」の供給ができなくなりました。輸入再開後、安全性の確認を経て販売を再開した際は、日本で一番早くコープみやざき様に取り扱いを再開していただきました。それまでの取引実績を踏まえ、当社の商品づくりを信頼するご判断のもと、「吉野家の味」を再び求める組合員様のリクエストに応じられたものです。
この出来事を機に、コープみやざき様の店舗販売における吉野家商品の取り扱いも始まるなど、取引関係は一層強固なものとなりました。当社はその期待に応えるべく、商品を使ったレシピ紹介や新商品のプロモーション、ノベルティグッズの提供、商品企画ご担当者様の当社工場見学など、活発な提案を行っています。
また、アンケートやコープみやざき様からの情報提供を通じて、組合員様のニーズの把握にも努めています。ご意見を商品開発に活かし、今後もより多くの組合員様に「付加価値があるおいしさ」をお届けしてまいります。また、組合員様のご意見を通じて「おいしさを提供する喜び」を生産者や加工業者とも共有することで、サプライチェーンを良好なコミュニケーションで結んでいきたいと考えています。