Promise to Employee/ 「従業員」への約束

ビジョン達成への
人材づくり

次の100年を担う後継者づくりに向けて、当社グループは、さまざまな教育研修をグループ横断的に実施する組織「グループアカデミー」を2013年に設置し、人材育成・開発の強化を図っています。

その目的は、当社グループの未来を創ることであり、「人材の質および量」の確保による、グループ発展への寄与を使命としています。しかし、企業の成熟度や環境要因、時代背景などによって、求められる人材は異なってきます。現在のポジションや環境を踏まえ、未来に向けてどのような人材を育てていくべきなのか?それが私たちの人材育成戦略です。当社グループは、この人材育成戦略を進める上で、それまで各事業会社ごとに独自に実施していた人事研修プログラムを見直し、各社の事業特性ごとに必要となる研修以外の部分を、横断的・統括的にグループアカデミーが担当する形に制度変更しました。

今、グループアカデミーでは、長期経営ビジョンを達成するコア人材を育てるべく、経験学習の機会を増やし、戦略構築力や価値創造力の開発に取り組んでいます。

地域活性化プログラムへの研修生派遣

グループアカデミーは、ときがわカンパニー合同会社が運営する比企起業塾と連携し、埼玉県比企郡ときがわ町で開催する「地域課題解決支援リーダーシップ研修」への研修生派遣を2019年5月から開始しました。

比企起業塾は、地域の起業家の育成を半年間かけて集中的に実施しています。本研修は、その塾生の起業をグループアカデミーの研修生がマンツーマンで支援し、地域課題の解決につなげていくものです。研修生に対しては、権力を持たないサーバントリーダーシップを発揮し、ヒューマンスキルを身に付けてくれること、起業家支援に取り組む中で、若い経営者や地域の行政担当者、専門家など社外の人々と出会い、人間力を高めてくれることを期待しています。

今回のプログラムでは、9月までの間に4回の集合研修を行い、11月に塾生と研修生の各ペアが取り組み成果をプレゼンテーションする場を設けました。

グループアカデミーは、引き続き経営者人材の育成に向けて、さまざまな経験学習によるプログラムを実施していく方針です。