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2012年4月
株式会社吉野家ホールディングス
代表取締役社長 安部修仁
■2015年度末までに吉野家ホールディングスが目指す姿について
昨年10月、「国内外店舗数合計4500店舗・連結売上高2,500億円、連結営業利益200億円」という吉野家ホールディングスグループが中期的に目指す姿を数値化し、発表しました。当社グループのこれまでの経営戦略では、従来の延長線上で考え、グループ各社の出店計画をベースとして最終的な目標数値を作成していました。しかし今回は、当社グループの持つコンテンツそのものを改革し、ブランド価値を改めて創造しなおすというスタンスに立ち、従来の延長線上では到達できない、新しい目標を設定しました。
今まで短いスパンでは取り組めなかった課題や、問題意識を持ちながら先送りしていた課題について、今後4年がかりで挑戦し、最終的にこの目標を達成していく考えです。
■横断的な取り組みでグループ全体の事業構造を改革
グループ各社の状況は違いますが、どの業態も今までの延長では成長は難しく、大きな転換期にあることは間違いありません。それぞれの強みをさらに伸ばすための足下の「充実」に向け、当面の課題解決および今、行うべき準備に邁進します。また、グループ全体を俯瞰して、大きく成長軌道に向かう準備ができた事業に対し、流動的に人材を傾斜配分しながら、グループ全体の事業体コストの構造を変えていくことも必要であると考えています。
■2012年度は目標達成に向け条件整備に従事する一年に
2012年度は、グループ各社のそれぞれの強みをさらに伸ばすために、国内においては「充実」に向けて、当面の課題解決および新しいビジネスモデルの構築に向けた準備に邁進してまいります。一方、今後の「成長ドライバー」である海外においては、中国でのブランド認知が進み、出店を加速する準備が整ったため、本格的な事業展開への取組みを開始いたします。今は環境と状況をしっかり把握したうえで確かな道筋を立てること、そのための条件整備が最優先課題であると捉えています。投資家の皆様には、そうした視点をご理解いただき、今後とも吉野家ホールディングスに大きな期待を賜りますようお願い申しあげます。