グループ行動憲章

吉野家ホールディングスグループ行動憲章

当社グループは、グループの経営理念である「For the People」の精神にみられるとおり、事業活動を通じて国や地域を越えた世界中の人々のために貢献できる企業としてかけがえのない存在になること、そして本行動憲章の精神をグループ全社の役職員の行動の拠りどころとして、法令を遵守し、社会への責任を果たしていくことで、社会から信頼される企業となることを目指してまいります。

また、グループ各社の経営責任者は、グループ経営理念ならびに本行動憲章の精神の実現に向けた取り組みを自らが率先垂範するとともに、従業員に周知徹底させることで、グループの企業倫理の徹底を図ってまいります。なお、本行動憲章に反するような事態が発生した場合、グループ各社の経営者は、問題解決にあたる姿勢を内外に表明し、原因究明と再発防止に努め、また、社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し、権限と責任を明確にしたうえ、自らを含めて厳正な処分を行ってまいります。

ステークホルダーへの約束

「お客様」に対して

  • 安全かつ高品質でオリジナリティのある商品とサービスで、一人でも多くのお客様に満足を提供し続けます。
  • お客様に「健康」を提供するため、今後の各事業会社のメニュー開発・素材開発において、「健康的」からエビデンスに裏付けられた「健康」そのものと栄養価が高い商品を提供し続けています。
  • 誰もが一生涯、食の楽しみを失うことがない社会の実現を目指して、安全で健康に寄与する商品の開発を続けます。
  • 健康や栄養、安心安全にかかわる情報の充実に継続的に取り組んでいきます。
  • 法令等を遵守し、公正かつ適切な、マーケティング、広告、販促、表示を行います。飲料においては、未成年、運転者の飲酒防止等適正飲酒の考え方に準じたマーケティング、広告、販促、表示を行います。

「従業員」に対して

  • 従業員の個性や自主性を尊重し、安全で働きやすい環境を確保するとともに、公正に活躍の機会を創出し、仕事の達成感や人生の充実感を共有します。
  • 労働環境の継続的改善や、企業の社会的地位を向上させることにより、従業員やその家族がグループに所属していることを誇りに思えるような企業になります。
  • 人種、民族、宗教、国籍、社会的身分、性別、年齢、障がいの有無などによる差別を排除します。
  • 国内グループは、組合が労働三権(団結権、団体交渉権、団体行動権)を保有しており、経営層との対話を通じ、相互理解を図っています。
  • 従業員には、災害救助、地域社会振興、青少年の健全育成、社会福祉施設における清掃等、公共の福祉の推進に資する奉仕活動を推奨しています。

「お取引先」に対して

  • お取引先との良好な関係を保ち、適正な利潤を得る機会を提供し続けます。
  • 法令や健全な商習慣を守り、取引ルールを尊重します。不正な取引・贈賄や利益供与などの違法行為は一切行わず、公正かつ自由な競争ならびに適正な取引を行います。

「株主」に対して

  • 積極的な情報開示や資本効率を意識した健全なコーポレートガバナンスを通じて事業の成長を図り、得た利潤については、株主の皆様に対して適正な還元を行います。
  • 企業情報を公正に開示します。

「社会」に対して

  • 政治や行政とは、健全で透明な関係を保つためにも、政治献金や寄付・寄贈に関する法令を遵守し、許容された範囲を超える寄付や献金などはこれまでも、これからも行うことはありません。
  • グローバルで事業展開する立場から、現地の法令を遵守し、文化・伝統・慣習などを尊重して現地の発展に貢献します。
  • 権限を濫用して不正な利益を得るあらゆる腐敗行為に関与することを許容しません。
  • 反社会的勢力および団体との関係は一切持ちません。
  • 寄付行為、社外団体への加入を公正、適切に行います。