水資源の保全

基本方針

当社グループでは、工場や店舗で、手洗い、食品の調理、食器・器具類の洗浄、清掃などで多くの水資源を使用することから、水使用量の数値管理や水量制御や時間制御、適切な排水処理などを通じて、水資源の保全を推進しています。

6 安全な水とトイレ を世界中に
14 海の豊かさを 守ろう

活動事例

東京工場、京都工場の取り組み

従業員が手を洗う際は、1分間あたりの水量を節水ゴマ等を使用して設定し、タイマーでの自動制御等で対応しています。また、トイレや手洗い場所の水圧(ポンプの設定圧)を必要最小限にして、全体の使用量を削減に努めています。京都工場においては、トイレの水に井水を使用しています。清掃時には水使用量を記録して数値管理を行い、水使用量が適正であるかを随時確認しています。

店舗の取り組み

吉野家やはなまるの各店舗では、毎日水道の使用量を計測して標準値と差異が生じていないかの数値管理を行い、漏水や無駄な使用がないかを確認しています。また、汚水を外部に排出しないためにグリストラップを定期的に清掃しています。さらに、安全性確保の観点から、浄水器軟水器の確実な稼働担保とフィルターの交換を行うことで、社会問題となっている有機フッ素化合物(PFAS)を除去する仕組みを取り入れています。

なお、食品の調理においては、無洗米を使用し、洗米水量の少量化に努めています。

【吉野家】

吉野家では上記の取り組みに加えて、以下の取り組みも行っています。

  • 毎日、排水管に油の付着を防止し、グリーストラップの油の固化予防の効果を持つ排水浄化剤を投入しています。これにより、水質浄化と、清掃時に使用する水量軽減を図っています。
  • 一部店舗では、洗浄機等の食器用洗剤や清掃用洗剤をアルカリイオン水へ変更しています。
  • 一部店舗では、アルカリ電解水の洗剤を使用しています。

【はなまる】

  • 1年に1回浄水器の交換して安全な水の確保に努めています。
  • 全店に節水バルブを導入して、さらなる節水に努めています。